戦後二十有余年を経て、経済社会の隆盛を見るに至りたるも、先進諸国に比し社会保障制度は未だに完備を見ず、文化国家の建設も教育の機会均等も今尚理想に程遠いものがある。

幾多有為の青少年が勉学の熱意と素質を持ちながら、経済的の理由のみによって修学の希望を遂げられない現状に鑑み、当育英会はささやかながら埋もれた郷土の英材に修学の機会を与える可く発足した貧者の一灯であるが、教育が凡てに優先する事を痛感し、ここに財団法人国土育英会を設立し将来永続的に奨学育英事業を行い、広く一般の前途有為の青年に大学教育を受ける機会を与え、国家有為の人材を養成し、もって平和と、国家社会の興隆に奉仕せんとする念願である。

• 公益財団法人国土育英会定款（令和6年3月21日） (PDF:254KB)

• 名称

  公益財団法人 国土育英会

• 所管する部局

  行政庁 内閣府

• 所在地

  東京都渋谷区松濤一丁目9番22号

• 設立年月日

  昭和33年11月29日

• 代表者

  大島嘉仁

• 主な目的及び事業

  一般有為の学生のうち、学術優秀、品行方正、身体強健でありながら経済的理由により修学が困難な者に対し奨学援護を行いもって社会有用の人材を育成することを目的として次の事業を行う。

  1. 1. 学資金の貸与または給与
  2. 2. 学資金を受ける学生の補導
  3. 3. その他目的を達成するため必要な事業

• 役員名簿 (令和2年10月1日現在) (PDF:73KB)